平成16年3月21日(日)

場所:南島町古和浦磯
 『ビシャゴ』

1ヶ月ぶりの磯釣行とあって、1週間前から気合が入りまくっていた。何せ、昨年の年末に尾鷲で初の40オーバーを釣ってから、5連敗中。それも、完全試合ばかり・・。

 最近どうも生活のサイクルが悪いのか、釣りに行こうとすると必ず何かが入るんだよね。
 前回も急に仕事が入り、やっと釣行できた2月末には、阿曽浦(雨)でせっかく志戸西ハナレにのれたのに、ウネリで
10時半に撤収・・。
 この前の3月9日もせっかくNET仲間のみんなと会えるのを楽しみにしてたのに、長男が40度を超える高熱ウィルスにかかり釣行できず・・・。
 イライラ、欲求不満が続いていた。

 そんでもって3月21日(日)は、職場のK課長の『退職祝い釣り大会』ということで、12名がエントリーし、場所はK課長ご用達の古和浦の筏であったんだ。
 K課長は大の筏のかかり釣り人間で、大会の内容は、筏からのチヌの1匹長寸と、筏からのアオリイカの数釣りに賞が贈られるというものだったんだ。
 磯へ行けず欲求不満が溜まっていたオイラは、幹事のKさんにお願いした。
「Kさん、参加するけど、悪いけどオイラだけ2時まで磯へ行かせてくれえへんかなあ?
3時頃からいかだへ合流するで。」
「ええよ。ほんなら、3時から合流してな、待っとるわ!」っていうことで、おいらだけ、古和浦の磯へ行くことになった。


よっしゃ〜〜釣ったるで〜〜!! 
てなわけで、気合が入りまくった。

 早速ネット仲間にやっと
1週間後釣りにいくぞ〜〜って書きこしようと思ったが嫌な予感が脳裏をよぎった。
 「待てよ。今までのパターンでいくと、釣行前になると必ず何かが入る。今回も何もなければいいが・・・。」てなわけで、最悪のパターンを想定し、
「みなの衆には、釣行日前日まで黙っていよう。うん、そうしよう。」ということで自分の胸の奥底に熱い気持ちをしまっておいた。



 そして前日、フフフッ!やっとやっとこの日が来よったか、どれだけ待ち望んだことか、よっしゃ〜!!ってわけで、目覚まし時計を4時10分に合わせる。
 いろいろ考えて眠りが浅いまま1時に起き、2時に起き、3時に起き、又浅い眠りに入り4時に目を覚ました。結局ほとんど寝てないんだよね・・。(T_T)
 いつも釣りに行く前はこんな感じでフラフラになって帰ってくるんだよなあ。あ〜あ頭がボーっとしてる。

 
 エサは前日夕方、玉城のエサ吉で買って、既に混ぜてバッカンに入れてあるからOKと。
 4時半に家を出て、R42号線を走り、
りエサ市場の横を抜け、そういや最近市場でエサ買ってないよなあ。島田さやかちゃん元気かな・・、最近前日にエサ吉玉城で混ぜるちゅうパターンばっかやもんなあ。  んっなになに?なんで最近市場じゃないって?  それはわての口からは言えまへん。まあそんなことはどうでもええわ。今日はとにかく

待ってろよ!!古和浦、
そしてビシャゴくんだ〜〜!!


ってなわけで、途中、コンビニへ寄って、5時20分に漁港へ着いた。ちょっと早かったかなと思いつつ、しばしの仮眠・・。というより目をつむってるだけ・・。

 
そしてコケコッコ〜〜〜〜!!!

 
夜が明けてきたぞ〜〜。2人の船頭がきて、若い船頭が
「小林さんは
僕の方の船へ乗ってくれる?」
「わかりやした船長!アイアイサー!!。」
てな訳で出船だ〜〜。(^○^)
ポンポンポン・・。今回は海族丸さんっていうことで、2隻船があるんだ。だから磯も2個所取れるんだ。今日の磯割りは7番・8番。すでに
2・3日前に電話で、8番のビシャゴ島を予約済みだから、何も心配ないよ。

当日乗った海族船だよ!!



これも海族船だよ!!



 途中、筏の真横を通っていく。
「おっ。おるおる、いかだで団子握っとる、エギでアオリも、頑張っとるなあ!みんな」

 船は、どんどん磯へ近づいていく。

 
ん?何かおかしいぞ! 
船がビシャゴの方へ行かず、7番磯のスズキ島方面へ向かっとるぞ。この船が7番方面へ行くとなると、もう1隻はビシャゴ方面っていう想像がつくが・・。まさかそんなことは・・・・。とあれこれ考えていると、船頭が
「小林さ〜ん。どうぞ。」
「おいおいどうぞって、チミチミここスズキ島やんか?オイラはビシャゴ予約したんやけど。」
「ビシャゴ行きたい?ほんなら行くわ。乗っとって。」
「乗っとってと違うって!わては、前にビシャゴ頼む言うたのに・・・。若がしらどないなってんねん。」
てな訳で7番磯へほとんどの人を降ろしてから、ビシャゴへ。

「あ〜あ、もう一杯人おるやろうなあ・・・。」
ガーン 案の定、ビシャゴには、入る余地がないくらい人人人・・。
「お〜い、どうすんねん。わてが今日の日の為にどれだけ努力してきたか、今日にかける意気込みがどれほどのものであったか。どうしてくれんねん。エ〜〜ン(T_T) 今日も終わったか・・。」と思ったが、船頭いわく1番の穴場が空いていたらしい。
「ん。そうか。そんならよろしい!」てなわけで、おろしてもらった。

 そこはかなり高い場所で、前方に錦、紀伊長島の磯が見え、右前方には、この前成瀬さんが巨グレを釣ったアシカ島方面が望める。ほんでもってここは6mのタモでも届かないだろうってな高い場所だよ。俺、高所恐怖症なんだけど、今回ばかりはそんなこと言ってられないゾ!
 よっしゃ!適度なサラシもでていていい雰囲気や。いかにも巨乳、いや巨グレがウジャウジャ潜んでいそうや。
ヘヘへ今日はいけるで〜〜!!



ビシャゴだよ!!真中より少し左寄りの高場で釣っていたよ。



 ここでやっと本題に入れるよ。
(^○^)
 竿はがま磯グレ競技スペシャルU1
.7号、リールはシマノBBXテクニウム2500番、道糸2号、ハリス2号、道糸とハリスは直結にせず、最近発売されたパワーノットサルカンで接続(釣具店員いわくすごくいいらしい)。ハリはがまかつの競技グレ6号をセット。ウキは昨年から愛用している大谷善正さんのG2をセットし、三原夢ナビウキの0号を2ヒロのところで固定し、2段浮きとした。タナ4ヒロのところへウキ止めウーリーを付けて、4ヒロまでいったらゆっくり沈んでいくようイメージした。

 最初、ハリスにはガン玉をうたず、エサとりがどんな感じか探ってみた。

 エサとリもおらず、又左のワンドへぶち当たって跳ね返ってくるサラシがたまに大きく、やはりガン玉を打たないとある程度のタナまでおちないと判断し、ガン玉5号をナビウキの真下と、1ヒロくらいのところに打ち、しばし探ってみる。潮はゆっくり左から右へ流れている。しばらく探っていると早くもその時は訪れた。7時半頃磯際で、タナ3ヒロ程の所で、ゆっくり親ウキがしもっていった。
きたーっ!!
 ガハハハ!!!見たか!!〜(^◇^)    
こんな早く努力が報われるとは、やはり残り物にはフグがあるってことか。フグじゃない福やって!

 何かのっているような感じだが、しかし上がってきたのは20センチ程のメバルだった。メバルかあ・・。だめだなあ、でも生物反応が確認できただけでもよしとするか、今からや・・。

 タナ4ヒロまでいくと、大谷ウキが少し海面の下を漂う程に浮力調整し、ウキの抵抗をなるべくなくし、尚且つ、ウキからハリまでの張り、角度も考えながら流してみるが、4ヒロ、5ヒロでもサシエがそのままだ。まだ深いか・・とガン玉を4号に変えたり、5号をもう1個追加したりして、タナ4ヒロからジワジワ大谷ウキが入っていき7ヒロくらいまで探るが音沙汰なし・・。サシエもそのままだ。潮はゆっくり左か右に流れているし、適度なサラシもでて雰囲気はいいのだが・・。

 そのうち、ボラが数匹浅いタナでウロウロしている。やはり時期的に食いが悪いのか・・。といろいろ考え思考錯誤しながらも時間だけが過ぎていく。いかだにいる職場の同僚からも時折、電話がなるがいかだもさっぱりらしい。

そうこうしているうちに、磯替わりした釣り人がぞくぞく、ビシャゴのありとあらゆる空いている箇所へ入っていく。多分、7番磯も釣れないんだろうなあと思いつつ、思考錯誤しながらどんどん時間は過ぎていった。

竿2本以上まで探っても、サシエはそのまま、むき身にしてもそのまま・・。

 ウキも3Bに変えてガン玉を数段打ってもだめ、こうなったらウキを5Bに変え4Bのガン玉を1個ハリスの上の方に打ち、タナ10ヒロへ浮き止めウーリーをつけ探ってみたが、サシエはそのまま・・。一体どうすればいいのか。このまま終わってしまうのか・・。

 磯替わりも考えたが、おそらくどこも入る場所もないだろう。たまに見回りにくる船頭も「7番磯もさっぱりや〜〜」ってマイクで叫んでいくありさまで、やはりここで粘るしかないか・・。時間もあまりないし・・。

 自分の持っている引き出しを最大限駆使し、考えに考え抜いてここまで食い気がないのなら、もう磯際しかない。際でじっとしている巨グレちゃんを引き出すしかないと考えた。
 そういや、磯釣りスペシャルで以前、平和卓也氏がこんなことを書いていたなあと思い、0号のウキをタナ2ヒロで固定にし、5号のガン玉を30センチ間隔でハリスに数個打つ(約9個くらい)。そして、際でも、なるべくえぐれているところを探し、根掛かり覚悟で際の際へ落とし込んでいく。

よっしゃこれや!これでこんだら、もうあきらめるしか、おまへんなあ。

そこでガツ〜〜ン!

と来るはずなのだが、なかなかそうは上手くいかんよなあ。っていうわけで13時30分納竿てなわけざんす。港へ着くと、「お夏」という磯で
47センチのチヌが1枚上がっていたのみ。しかし、今日も本当に厳しかったなあ。

 港へつき、次なるステージはいかだのチヌ釣りである。
 15時すぎに、みんなのいかだに合流し、おいらは志摩グレ会会員でもあり、職場の後輩でもある坂ノ坊龍也君の左横へ陣とった。
「小林さんどうでした?ダンゴもそのまま上がってきますよ。さっぱりですわ。」
「いかだでもそんなんやったら、よっぽど潮が悪いんやろなあ。」
てな会話をしながら、時間が過ぎていく・・。
とその時、何やら坂ノ坊君の竿先がグイグイッと海底向けて突っ込み始めた。
「おい。龍也、きとるぞ!!」
「いやいや、小林さん。これはダンゴが重たいもんで。ダンゴですよと。」言った瞬間、竿ごと海中へ
ドボンッ! ズボ!!

なんと上がってきたのは、45センチの綺麗な真鯛くんであった。
「やったなあ、たつや!!。」ってわけで、今回はなぜか、坂ノ坊氏の釣行記に変わってしまったのだ。チャンチャン!!

大喜びの坂ノ坊選手
45センチありました。



追伸〜古和浦の渡船屋さんのサービスにはほんまに頭がさがりまんなあ。この日も味ご飯はでてくるわ、お土産の干物はあるわ、コーヒーはあるわで、満腹でした。(^○^)
これで釣れてたら良かったんだけど。

まあ、釣れなくても次につなげる釣りをしたいといつも思ってるから
又、次回頑張るよ!!長くなったけど読んでくれてあんがとね!
それじゃ!!(●^o^●)